- 開催区分
- Web(オンデマンド配信)
- 研修会名
- 和歌山県歯科衛生士会 病院歯科衛生士研修会
認定更新生涯研修対象
- 開催日
- 2025年10月1日
- 締切日
- 2025年9月19日
- 開催時間
- 120分(10月3日から10月19日まで配信)
- 実施主体
- 和歌山県歯科衛生士会
- 単位数
- 2 単位
・臨床研修 b 摂食嚥下機能療法の基本技術 Ⅲ-B 摂食嚥下障害の病態論(2単位)
- 受講料
- 和歌山県会員1000円、他府県会員3000円、非会員5000円
- 会場
- 各自受講場所
- 会場住所
- 〒640-8287 和歌山県和歌山市築港1丁目4-7
〒640-8287
和歌山市築港1丁目4番地7
和歌山県歯科医師会館内
E-Mail:wakayama@jdha.or.jp
詳細情報
・演 題:「拘縮等の強い患者様に対する、安楽な姿勢作り」
~姿勢作りには、人ばかりでは無く、環境を観る目が大切~
・講師名:北出 貴則 先生
・所 属:医療法人 誠佑記念病院 診療技術部 リハビリテーション室 室長 理学療法士
・申込受付期間:8/20(水)~9/19(金)
・動画視聴期間10/3(金)~10/19(日) 期間内は繰り返し視聴可
※オンデマンド研修になります
※動画についてのお知らせは10/3(金)連絡予定
【講師より】
食事や口腔ケアにおいて、姿勢は重要である。
姿勢が不良になっていると、誤嚥や窒息の恐れが生じるだけでなく、筋緊張亢進や関節の可動性も悪化する。また、褥瘡発生のリスクも伴う。
対象となる患者様にケアを行う前に、拘縮や筋緊張が強い場合は、姿勢を整えることに難渋する。
どのようにして姿勢を整えようかと、試行錯誤していることが多いと思われる。
一つ言えるのは、拘縮や筋緊張亢進は、中々改善が難しいということである。
姿勢調整する場合に、拘縮や筋緊張亢進を追いかけて姿勢調整を行うのではなく、姿勢を保持させている環境面(ベッドや車いす、クッション等)をアセスメントし、なるべく身体を支持する面積を広く取ることが重要である。
拘縮や筋緊張亢進は、改善が難しいけれども、環境面であれば改善することが可能かもしれないという考え方を持つことである。
今回、拘縮等の強い患者様に対する姿勢調整について、アセスメントやアプローチ方法について、事例を挙げながらお話しさせて頂く。